タイヤを作るシステムは、タイヤを知るところから

私は現在、スペックシステムというタイヤの製造指示システムをメインで担当し、スペックチーム内の小チームのリーダーも務めています。
住友ゴムで作られているタイヤには「乗用車用」「バイク用」「トラック用」など複数のカテゴリがあり、カテゴリによって作る手順や使用する設備が異なります。
だからスペックシステムの開発・運用には、タイヤ生産そのものへの深い理解が必要です。
以前メインで担当していた生産管理システムは「業務そのもの」を扱っていたので、広く浅くという感じでしたが、担当が変わってよりタイヤづくりの根幹を知ることができるようになりました。
とはいえタイヤやユーザー業務についてまだまだ知らないことも多いため、今後も視野を広げより多くの知識を吸収していきたいです。

工場を止めないために、私たちに求められること

スペックシステムはタイヤ生産に不可欠ですから、生産や試作に間に合うよう仕事を進める必要があります。
だからタイヤやシステムの知識と同じくらい、スケジュール管理・タスク管理は重要です。
私は入社2年目の時に初めて大きな案件を担当したのですが、その時にゴールを設定しスケジュール通り物事を動かす力を身につけることができました。
この力はいま自分の開発業務だけでなく、チームメンバーに仕事を割り振り管理していく仕事でも発揮されていると感じます。
入社2年目の私はタイヤの知識もシステムの知識も乏しく、正直開発は簡単ではありませんでしたが、やり遂げたことでITエンジニアとして大きく一歩踏み出すことができました。

1日のスケジュール

  • AM 08:30
    朝イチ
    私たちのチームは、私含め週のほとんどがリモートワークです。
    私は自宅のロフトを仕事部屋にして、気持ちを切り替えられるようにしています。
    仕事がスタートしたら、まずはメールをチェック。
    その後タスク一覧を確認して、昨日やった内容を振り返りながら今日やることを決めていきます。
  • AM 09:00
    午前
    会議は午前の早い時間帯に入ることが多いです。
    スペックシステム担当チームのミーティングや、お客様との打ち合わせなど、会議の内容は日によって違います。
    それが終わったら、システム開発や資料作成を進めていきます。
  • PM 01:30
    午後
    午後も午前と同じように開発や資料作成を進めます。
    チームメンバーからの質問や相談があれば、その都度対応していきます。
    またユーザーからの問い合わせを受ける運用当番に当たっている週は、開発のスケジュールを入れすぎないように調整しています。
  • PM 05:00
    退社
    基本的には17時に仕事を終えています。
    残業があっても、19時には終わるようにしています。